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   本のこと > 絵本を大事に

我が家で赤ちゃん期のチョリがどのように絵本と向き合ってきたのか、
紹介します。

チョリは「なんでも口に入れてしまう」という時期があまりなかったんです。
(それが少食につながっているんですがね。。。)
だから、よく聞く、「本をかじって困る。」ということは
ほとんどありませんでした。
それは助かったのですが、本の扱い方がわからない時は、
乱暴に扱ったり、破いてしまったりすることが多かったです。
私は本好きな大人の代表として、
本は大切にするべきもの
ということを教えたかったので、工夫することにしました。


1.乱暴にしたらその場でフォロー

例えば、本を投げたとします。
ご本がイタイイタイだよ。そっと置くようにしようね。
というような言葉がけをします。
そしてちゃんとできたら、すかさず褒める。
できなくても叱らない。できなくて当然なので。
ここで叱ってしまうと、本に対する親しみがなくなってしまうのでは?
と、素人ながら思うのです。

あと、「乱暴にしちゃダメ!」はあまり使わない方が良いかと思います。
赤ちゃんは本の扱い方を知りません。
「ダメ!」と言われても、どうしたらいいのかわからないのです。
具体的に「こうしようね。」と言ってあげたほうが親切なのでは?
何事に関してもそうですが。


2.破いてしまったら、その場で修復

故意でなくてもビリリリ・・・と破いてしまうこと、よくありますよね?
私はチョリの目の前でテープで直しました。
ご本、イタイイタイだね。直してあげようね。
自分が破いた絵本が、目の前で修復されていくのを
じっと見つめるチョリ。
何度か繰り返しているうちに破くことは本にとってよくない事、と
学んでくれたようです。

ある時、絵本で遊んでいたチョリが私を呼ぶ声。
台所の手を休め、行ってみると、カバーを破かれた絵本がチョリの手に。
そう、チョリは「本が破けたよ。」と教えてくれたのです。
あ、ご本がイタイイタイだね。教えてくれてありがとう。
直してあげようか。

そう声をかけ、修復作業に入ると、
神妙な面持ちで私の手元を見ていました。
この時、「自分が本をイタクしてしまった。。。」と
気がついているのではないかと思ったのです。
その頃から、本に対する扱いが優しくなってきました。
チョリがまだ1歳になる前のことだったと思います。


3.大人も本に敬意をはらう

普段から大人も本をちゃんと扱っていると、
子供にもその価値観が自然とつくのではないでしょうか。
絵本だから、と適当に扱うのではなく、大切に読む。丁寧に読む。
マンガに対しても、雑誌に対してもちゃんと一人前の本として(?)
扱ってやる。
子供は大人のすることをしっかり見ています。
言葉だけじゃ通じないこともあるんです。

  ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

現在1歳6ヶ月のチョリ。
絵本が大好きな子になりました。
ページを上手にめくり、自分の意思で破くことは全くなくなりました。
とても大事に扱っているように思います。
(何かに引っ掛けて間違って破いてしまうって事はありますが。^^)
これからも本と仲良しでいてもらいたいですね。




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